みなさん、こんにちは。
グローバル人材育成.Comキャリアコーチの大西満です。
「グローバル人材育成.Comビジネスキャリアコ―チング」
~時代を活きる自己成長・キャリア創り支援サイト~
7回目の記事になります。
本日は、前回に引き続き”グローバル人材の育成”に
ついてお話ししたいと思います。
今の時代、急激なグローバル化を背景に、より熾烈に
なった競争に勝ち残るために会社はビジネスパーソン
に絶えざる「変化」への対応やプロフェッショナル化
を求めています。
今ほどビジネスパーソン達に余裕のない時代がかつて
あったでしょうか。
カナダストレス研究所所長のリチャード・アール博士は、
人類が経験したことがない超高速変化の時代であると
いうことを意味し現代社会を「ハイパーチェンジエイジ」
と名付けています。
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き
延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者で
ある」とはダーウィンが言ったことですが、
このような「変化」の時代にビジネスパーソンに求められる
能力とは、
*「変化」を受容する力
*「変化」を自分で調整する力
であり、日々の仕事に埋没するだけでなく、自分だけの時間を創り
出し、「変化」に対応する時間を創りだすこと、「変化」に対応する
セルフマネジメント力の向上が必要不可欠です。
”アジャスト”、”アジャストメント”とは、「適合する、調整する、調節」
という意味になります。
スポーツでは、”アジャスト”、”アジャストメント”という言葉を
プレーヤーがよく使います。
メジャーリーガーの松井選手やイチロー選手、男子プロ
ゴルフの石川遼選手なども良く使う言葉ですね。
「アジャストメントできる力というのは、間違いなく
ひとつの能力なのである。」とは元メジャーリーガー
長谷川滋利氏の名言です。
私は、”アジャストメント力”とは、
「状況や環境が変化した場合に、自分の力で対応
できる」能力であると定義しています。
では、具体的にアジャストメントを行うプロセスは
というと、
①自分を内省化する
↓
②自己イメージを改善する
↓
③自分の能力を信じる
↓
④自分の能力を最大限生かせる環境づくりを行う
と4段階のプロセスで行っていきます。しっかりと
自分の内なる声に耳を傾け、客観的に自己を
認識する必要があります。
次回は具体的に”アジャストメント”を行う具体的
方法について考えていきたいと思います。
今後、みなさんの活躍の場は日本国内のみならず、
海外にも活躍の場は広がっていくでしょう。
国内外を問わず、自分の持てる力を発揮する一方策
として”アジャストメント力”を高め、「変化」の時代を
乗り越えていきましょう。